・概要
このプログラムは大学の授業課題で制作したもので、トイドローンであるTelloをProcessingを通してプレイステーション3用コントローラーSIXAXIS(およびDualShock3)で操作するためのものである。PCと接続したコントローラーからProcessingで入力を受け取り、プログラムで設定した対応する操作の信号をTelloに送信して操作する。このプログラムは、どの入力をどの操作に当てはめるかと、操作量の管理・制御を行うものである。また、入力された操作量を視覚的に確認できるよう図示も行う。
・使用技術
環境:Processing(ver.3.5.3) java mode
ライブラリ:GameControlPuls V1.2.1, udp
コントローラードライバ:PS3_Sixaxis_Driver_v1.4.0.0
機材:Tello DualShock3
・見どころ・注力点
一般的な扱い易さは犠牲にする代わりに、DualShock2,3,SIXAXISが持つボタンの256段階感圧入力の利用と、特定のボタンと同時入力することにより操作の意味が変わるShiftキーの仕組みを利用することをテーマとしている。物理的なスペースの制約で入力のふるい分けが困難な条件であっても、キーアサインの工夫やあまり使われない機能を活かすことでコンパクトに実現することは可能であることを再認識してもらう狙いである。
コードで設定したキーアサインは、レースゲーム及びフライトシューティングゲームを意識したものであり、ドローンの制御方向のうち左右移動は一回のボタン操作で一定量移動するサイドシフトとして実装している。また、速度のコントロールを車のトランスミッションに見立てた最高速度の段階的制御の形でも可能としている。その他、昇降方向の操作反転、前進後進の操作反転、旋回操作の割り当て入れ替えをコントローラーから行えるオプション操作として組み込んでいる。
・展望
授業の発表には間に合わなかったが、Telloが搭載しているカメラからの映像をProcessingに表示する処理を追加できれば入力状態の表示がHUDとして1つの画面に収まり、一人称視点でのよりゲームに近い操縦感覚を得ることができるようになる。一人称視点を利用できることで、競技用ドローンには及ばないがレースを楽しむこともできるだろう。