担当:監督・脚本
あらすじ:高校二年生高野りんは、優等生で真面目だが、自由のない日々だった。テストの結果が悪く、落ち込んでいると母から心配のメッセージが届くが、心配していたのは成績のことだった。りんは、落胆し教室の中で、できるだけ自由を手に入れようともがく。しかし、先生に校則違反を注意され、優等生な自分を見ているだけで、本当の自分を見てくれる人は誰もいないと気づき、失望する。
演出のポイント:先生が入ってくるまでの場面では、セリフを無しにして、表情と行動で主人公の心情を表しました。自分が憧れる高校生を、黒板の絵で表し、その憧れも消してしまうことで、主人公の心の荒れを表現しました。教室という不自由の中で、主人公が思う、やってはいけないことをすることで自由を求めていたが、先生という現実が入ってきて、椅子の上からおり、不自由である教室に足を下ろすことで、結局は不自由の中にいるということを表現しました。