前作が好評を頂けたことから、"純粋な癒しを提供する素朴な恋愛ゲーム"というテーマと"年上のお姉さん"を題材とすることは変えず、より広報に力を入れたナンバリングタイトルの作成を行った。
本作開発にあたり意識したのは、X(旧twitter)の本格運用及び続き物としてのブランディングの確立である。
前者は前回できなかったSNSでの事前告知と現地での頒布状況の発信などである。
後者としては、作品の統一感を出すためにゲーム全体にシリーズとしての制約を設けた。
まず、書き出しは必ず回想シーンからにし、その際に決まったBGMを使うことだ。
これにより、作品の世界観を統一化するとともに本作にユーザーが向き合うための準備のフェーズができると考えた。
次に、続き物ではあるがそれぞれの作品ごとに新キャラクターを出し、物語もそこにフォーカスしていくことでどのタイトルからでもゲーム世界に入り込めるようにした。各タイトルごとに物語は完結していくため、過去作からプレイしなければいけないという負担なく本シリーズを体験することができる。それと共に、シリーズ全体を通した大きな物語は少しずつ動いているため、ユーザーが次回作にも興味が持てるようにした。
本作もコミックマーケットで頒布し、当日イベントでの合計頒布部数は前回の4倍となった。
これは、発行部数が潤沢であったこととXでの告知が効果的であったこと、そして続き物であることから参加者の方に前作も合わせて買って頂けたことなどが要因であると考えられる。
