5〜8枚目は、1〜4枚目に比べて精密に描かれていることが見て取れるだろう。それもそのはず、後期はスケジュール管理を徹底して行っていた為、余裕を持ってパース制作に取り組めていた。
しかし、その余裕がこのパースにおける蛇足を生み出してしまったのである。それは、人物描写を丁寧にし過ぎてしまったこと。それにより、建物や内装、その雰囲気を伝える為のパースが、人物にスポットライトが当たっているように見えてしまっている。
それに気が付いたのは3枚目の完成間近の時。観念して、全てを描くしかなかった私は、これを教訓とした。
「人は描き込まない」