■ 制作の背景と目的
美容クリニックのInstagram広告バナーコンペへの提案作品。
単なる価格訴求バナーではなく、「ターゲットに自分事として捉えてもらうこと」を出発点に、マーケティング戦略から逆算したビジュアル設計を行いました。Instagram主要層(20〜30代前半)の「失敗したくない・自分に合った正しいケアを知りたい」という心理を軸に、「肌診断」という体験価値をキャンペーンのフックとして設計しています。
■ 情報設計・デザインのこだわり
「価格より先に、共感と期待感を届ける」という方針のもと、コピー・ビジュアル・情報構造を一貫して設計しました。
● モノローグ型コピーによる自分事化:
「そのケア、答え合わせした?」というキャッチコピーは、鏡の前での独り言をモチーフにしています。広告感を抑えながら「自分のことを言われている」という感覚を生み出し、スクロールの手を止めるフックとして機能させました。
● デジタルUIの重ね合わせによる「診断体験」の視覚化:
レンズアイコンや肌スコアを顔写真に重ねることで、「専門的な分析を受けられる」という期待感と先進性を視覚的に表現。「診断→改善」というストーリーラインをバナー一枚で完結させる構造を意識しました。
● フランクさと権威性の二層設計:
淡いトーンの配色と柔らかいフォント選択でInstagram上での親しみやすさを確保しつつ、専門医バッジや「美容皮膚科の専門施術」の明示によって、クリニックとしての信頼性・権威性を同時に担保しています。
■ 制作プロセスと学び
リサーチ・ターゲット分析・戦略立案からビジュアル制作まで、トータル6時間で完結。今回は「なぜこのデザインなのか」を言語化しながら制作することで、クライアントへの提案精度を高めることを意識しました。商用LPやセールス文脈での実践経験を積む通過点として、戦略とデザインを繋ぐ思考プロセスを磨く機会となりました。
■ 制作ツール
Adobe Illustrator / Adobe Photoshop
