企画コンペとの出会い 教授から教えていただいた、京都の九条湯空間を利用したアート企画コンペにキュレーターとして参加(企画初挑戦)しました。
説明会 応募者説明会にて、主催のディレクターの意向((企画の条件とするサイトスペシフィック・作品と観客のインタラクティブな関係性))を確認しました。本説明会の中で、音響アーティストと出会いました。
個人的な分析 ディレクター本人から確認できた意向が最小限の情報であったため、本展覧会の歴史やディレクターのこれまでの制作、関わってきたアートイベントに関する情報やインタビューなどの2次資料にあたりました。その中で、本企画の学生共同プロジェクトという出会いの場としての側面、学生アーティストの発掘としての面を重要視する必要があると考えました。
第一回会議 アーティストの模索したい表現の方向性の確認し、アーティストが銭湯空間の音響に興味を持っていること、演劇的表現を模索したいことを把握しました。
現場の下見 現場に足を運び、「どのように音が反響しているのか」「コンセントの配置」「どんな銭湯らしいものが置いてあるのか」について確認し、現場の状況把握のために写真で記録しました。また、九条湯の管理者の思いや企画に場所を貸している経緯についてもお聞きしました。京都の暑い夏に九条に向かった後に、現場で「モノ」の声が聞こえた気がするという個人的な経験をしました。
第二回会議 アーティストに下見で得た情報を共有しました。アーティストが繋がっていた空間デザイナーに参加してもらい、またアートキュレーター経験のある方に助言を得ました。自分自身の持っている知識や興味とアーティストの方向性の交差点を見つけることができ、「非言語的なつながり」という点に着目しました。
コンセプト決定(「波打つ声、揺れる私たち」ー風船と音をめぐる、銭湯空間での非言語的な交感ー) 本コンペが求めている企画像(学生の共同プロジェクト、サイトスペシフィック)を踏まえ、コンセプトを決定し、ステートメントを全員が書くことにしました。
コンペが企画書に求めていた内容(展示会のコンセプト、内容、作品)だけでなく、展示の目的や狙い、アーティストの既存の作品についても知ってもらいたいと思い、企画書を調整しました。
第三回会議 必要な素材、必要な機材について確認し、予算計画を組みました。
全員のステートメント、空間デザイナーによるパースと展覧会イメージ図、メインビジュアルを集め、企画書を練り上げました。
学校内でお世話になっていた京都のアートイベントなどに積極的に関わっている教授に助言を受け、もっと私らしい経験を盛り込むことにし、「終わりに」を書き上げ、企画書完成まで辿り着きました。
