1.ビジュアルについて
クライアントの要望である「シズル感」と「幸福感」、そして「初夏の爽やかさ」を直感的に伝えるビジュアルを構築しました。
▶シズル感と幸福感の演出
主役である「週末のレモンタルト」は、タルトの質感や、上に載ったレモンスライスの瑞々しさがダイレクトに伝わるよう、お皿ごと中央へ大胆にアップで配置しました。ユーザーが「食べてみたい」と直感的に思える配置を意識しています。
▶世界観を補幅する素材の選定
背景には水面のきらめきを感じさせる瑞々しいテクスチャを採用しました。周りにフレッシュな生のレモンやグリーン(葉)を配置することで、瀬戸内レモンの「新鮮さ」や「初夏のひんやりとした空気感」を演出し、週末のプチ贅沢にふさわしいお洒落なカフェイメージを作りました。背景には水面(みなも)のきらめきを感じさせるテクスチャを採用し、周りにフレッシュな生のレモンやグリーン(葉)を配することで、初夏の「ひんやり感」や「素材の新鮮さ」を演出しました。
2.カラー
▶ベースカラー(#cddad2)
淡くくすんだセージグリーン系を採用。ただ甘くて可愛いだけのスイーツバナーにせず、ナチュラルで大人っぽい、上品な印象の土台を作りました。
▶メインカラー(#c4ca67)
瀬戸内レモンの素材本来の良さを引き立てるため、鮮やかすぎない絶妙なニュアンスのピスタチオ・オリーブ系イエローを選定しました。オーガニックで上質な雰囲気を表現しています。
▶アクセントカラー(#9ddede)
夏の爽やかさを補うため、対比となるミントブルー(水色)をプラスしました。視線を引くポイントを作ると同時に、全体が黄色くなりすぎるのを防いでいます。
3. タイポグラフィ
言葉の持つニュアンスや、ユーザーの視認性を考慮して複数のフォントを使い分けています。
▶和風モダン・丁寧さ(花鳥風月)
「週末のレモンタルト」「初夏の爽やかさを、ひとくち。」などのキャッチコピーには、優雅で凛とした佇まいを持つ明朝体『花鳥風月』を採用しました。縦書きで配置することで、手仕事の丁寧さや上品な和モダンさを演出しています。
▶親しみやすさ・おうちカフェ感(ふい字)
商品名などのアクセントには、あたたかみのある手書き風フォント『ふい字』を組み合わせ、全体の印象が硬くなりすぎず、親しみやすいリラックス感をプラスしました。
▶視認性の重視(Source Han Sans JP / BIZ UDPMincho)
ショップ名や補足情報、ボタン(CTA)にはクセのないフォントを選定。限られたバナーサイズの中でも、情報がノイズなく正確に伝わるように配慮しています。
4.情報設計
ユーザーの視線誘導(Zの法則・Nの法則)を意識し、一瞬で魅力が伝わる配置を計算しました。
▶視線誘導と優先順位
【左上】「週末のレモンタルト」という強いキャッチコピーで情緒的に惹きつける。
【中央】最も目立たせたい「商品写真」に視線を集める。
【右】「初夏の爽やかさを〜」のコピーで読後感を高める。
▶視認性を高めるあしらい(リボン)
左側の「瀬戸内レモン使用」という重要なアピールポイントは、写真と被って文字が埋もれないよう、背景に馴染むグリーンのリボン(帯)を敷くことで、可読性とデザイン性を両立させました。
▶次のアクションへ導くCTA(詳細はこちら)
バナーの最下部中央には、最も視認性の高いゴシック体を使用した丸角のボタンを配置。「矢印アイコン」を添えることで、次のページ(詳細)へのクリックを直感的に促す設計にしています。
