さよならだけが人生だ
作詞:有馬 千里 作曲・編曲:sh_guitar
当たり前にそこにいること
「当たり前」と思っていた
僕のそばに ただそれだけで
言葉などいらない世界
目に浮かんだ水たまりが
零れ落ちて 地面に還る
悔しいほどに澄み渡った「青」を
ただ ただ 見上げていた
同じ目的地を目指していた
見ていた景色が違かっただけ
分かっているさ
解りたいのに 未だ怒りと後悔
さよならだけが人生だ
「ごめんなさい」も届かない
「もう会うこともないだろう」
ぽつり呟く いない君へ
ふと気付けば 目の前にいて
手を差し伸べてくれたこと
恐る恐る握れば
ぎゅっと 握り返してくれたこと
「当たり前」を当たり前だと思えなくて
心に空いた穴に射した 光一筋
ちょっとだけ変わった世界
この世は無常さ いつか壊れる
頭の中では判っていた
言えない傷 癒えず 「たられば」ばかり
お互い様ね
さよならだけの人生を
止めることさえ出来ぬまま
この呼吸も この鼓動も
未来を迎えに行こうとする
骸みたいな日々が続いて
「どこかにいるんじゃないか?」なんて
ただいたずらに 空しいほどに
季節ばかりが めくるめく
目指す目的地は同じでも
君と僕とじゃ「いきかた」が違う
忘れること 出来るはずもないだろ
消えないままの 光一筋
さよならだけの人生に
零した涙 そのぬくもり
空っぽくらいがちょうどいい
そう思いながらいきたい
さよならだけが人生だ
「ありがとう」さえ届かない
もう会うこともないけれど
それぞれの「今」がそばにいる
僕が嫌いな「僕」を愛せたその時は
また逢いに行くよ
ただいたずらに 悔しいほどに
さよならだけが人生だ