高輪VISIONS | 『夢』- さけハラス
高輪VISIONSのプロジェクトに参加をしようと思ったきっかけや理由を教えてください。
高輪VISIONSが掲げている「クリエイターが輝くまちづくり」にとても興味・関心があったからです。SNSやAI等、クリエイターにとってこれからの活動に対して不安に感じる要因も多くあり、新しい活動の方法は常に模索する必要があると思っています。自分自身も、今回お声がけ頂いて参加したことによって新たなヒントに繋がればと考えています。
今回の作品制作の中でこだわったポイントは？
景色がいくつか移り変わるので、それぞれが魅力的に見えるよう意識しました。晴れと雨上がりの僅かな違いや、雨や夜の温度感の違いの表現にもこだわっています。
「車窓からの“今の高輪”の景色」が大きなテーマですが、ご自身が掛け合わせたモチーフやテーマについて思いついたきっかけなど教えてください。
旅をする際鉄道をよく利用するため、その土地の景色を初めて目にするのは車窓を通してになります。多くが既に完成された綺麗な景色ですが、高輪の景色は開発中で日々変化しているところに魅力があると思います。
日々変化していく様子、また、見慣れた景色であっても天候や心情によってその見え方が大きく変わるので、同じ場所から眺める景色であっても旅をしているような気持ちを表現出来たらというのが発想のきっかけとなります。
作品を作る中で苦労をしたことはありますか？
景色が移り変わる際、画として大きな変化をつけることと、アニメーションの利点や魅力を活かしたモチーフのアイデア出しに苦労しました。foriioさんにアイデアや意見を頂きつつ、無事完成させることが出来ました。
普段ご自身が作品制作で心がけていることはどんな事ですか？
なるべく多くの方に受け入れられるような風景やキャラクターのタッチを用いて、その上で印象に残るものを作れるように心掛けています。
100年後の世界はどんな世界になっていると思いますか？
利便性と心の豊かさが両立した自由な世界になっていて欲しいです。
クリエイターの方にとって「心豊かなくらし」とはどんな暮らしだと思いますか?
例えばSNSの数値を気にしてしまったり生活そのものが苦しかったりすると、創作に影響が出たり中々良いアイデアも浮かばないかもしれません。創作以外の趣味の時間が取れたり、心や経済的に余裕をもって活動を行えることだと思います。
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