VRChatに関連する映像作品を網羅的に上映するイベント「バーチャルビデオフェス」において、会場全体の制作を担当しました。PNGミュージアムの派生イベントとして、映像鑑賞に特化した空間をフルスクラッチで構築しています。
「時を経た小劇場」と「展示室」という、対照的な2つのエリアを制作しました。
劇場エリアでは、使い込まれた劇場の質感を再現しながら、観客の視線が自然とスクリーンに向かうよう設計しています。一方で、展示室エリアは映像作品の個性を妨げないシンプルかつ機能的な空間として構築し、用途に合わせた最適な鑑賞環境を提供しました。
映像再生(Video Player)によるシステム負荷を考慮し、ワールド側の描画負荷を最小限に抑える設計を徹底しました。
同一オブジェクトが多数並ぶ劇場の椅子などにはGPUインスタンシングを適用し、描画負荷を大幅に軽減
マテリアルの共通化と徹底したリソースの再利用により、描画命令(Draw Calls)の回数を抑制
これらの技術的アプローチにより、映像作品の再生品質を維持しながら、多人数が集まる環境下でも安定して動作する会場を実現しました。