■コンセプト
オリジナルロボットの設定画/立ち絵です。主人公機として活躍し得るようなヒロイックさを残しつつも、一般的なスラッとした主人公機的フォルムからは外した独特のシルエットを目指しています。異形さ×格好良さ×強さの融合がメカデザインのテーマです。
それから、特定の機能やコンセプト(たとえば接近戦特化など)ありきで、それに特化したデザインとしているのも特徴です。見て下さる方にロボットのキャラクター性がパッと伝わって欲しい、という想いがあります。
■機体設定
全高200mの空間転移進攻型電撃戦用対獣猟機兵<リレイア>、"決戦兵器"カテゴリに区分される本機は人類が保有する最終戦力の一つである。
特筆すべきは、数kmオーダーでの亜光速空間転移という極めて珍しい機能を実現している事で、これは慣性制御システムの応用で実現された怪獣由来技術の一つである。ただし放熱量が莫大なため運用面では深刻な欠陥を幾つも抱えている。
本機の刺々しいシルエットを形作っている突起の数々は、いずれも空間転移システムの稼働に必要な非連続時空体面相転移プローブであり、ワープ時には空間歪みを極大化させて高次空間泡を形成する役割を担っている。また、システムの稼働に伴う莫大な廃熱を制御/放出する為の放熱端子も兼ねている。
端子から放出される熱量は凄まじく、そのままでは装甲表面で急激な核融合反応が起こってしまう為、端子の表面は常に通常空間から隔絶されていなければならないほど。全力稼働する本機の周囲10km圏内には強い熱輻射が発生する為、一般的な敵獣はおろか大気圏再突入可能な友軍機でさえ接近が難しい。こうした事情から友軍機との連携が取れない為、単機での奇襲/殲滅作戦でのみ運用が可能となる。あまりにも周辺被害が拡大しかねないため地球大気圏内での戦闘は許可されていない。
以上のように運用面で著しい制限が課されている本機ではあるが、決戦兵器に区分されるだけあって戦闘力は極めて高い。亜光速空間転移システムを活かした格闘戦は特に強力で、敵の反応速度を超える領域での超々高速戦闘を行える他、頑強な装甲殻を持つ敵獣種に対してもその殻を空間的に無視した攻撃を叩きこめる(※これはすなわち、本機の凄まじい排熱を至近距離から浴びせても撃破不能な敵獣がいることをも意味する)。ゆえに本機は余計な武装を持たず、機体各部に装備されたブレード類による白兵戦のみを行う仕様となっている。
本機は地球大気圏内での戦闘を固く禁止されているが、かつて金星赤道地域にて行われた第42号超大型敵獣種のコロニー殲滅作戦において多大なる戦果を挙げている。この際、本機は迫り来る小型~中型の敵獣種をその排熱によって焼き尽くし続け、亜光速空間転移システムの照準範囲に敵母体を捉えるまで接近。その後はアフロディーテ大陸にある幾つかの山体を融解させるほどの熾烈な格闘戦でこれを討伐した、と記録されている(※随伴できた友軍機がいないため正確な撃破数は不明)。本機の持つ決戦兵器としてのポテンシャルが証明された一例である。