このイラストは岡山を観光した時に、定番の倉敷美観地区ではなく『玉野~水島・倉敷の鷲羽山』を巡った時に感じた夏を絵に込めた物になっています。 この絵はそんな定番を外した所にある自分なりの観光や旅の楽しみ方やその先にある自分だけの特別感と言う内容を表現したイラストになります。
また、描く時にじっくり考えた物は『夏』らしさとは何か?と言う疑問で、多くの人は『水着』と言う発想をする所ではあるものの、それが果たして夏が好きな人の夏らしさというものだろうか?と言う考えに至りました。 その考えの中で私自身が好きな『夏』と言う概念は、『透き通る空気感や突き抜けた空』そして『何か特別な事がありそうと言う期待感』と言う結論に辿り着き、それを重点に置いて表現したイラストになりました。
更に技法に関してですが、この光の表現を用いたポップトゥーンテイストの本領が背景と合わさった時の空気感の表現だと考えて居たので、今回はその1つの形が提示出来たのでは?と考えて居ます。