大人も子供も性教育を学んだほうがいいと感じる出来事があり、性教育日めくりカレンダーの企画を立ち上げました。
性教育の本や絵本はだんだんと増えていますが、本という形式では本棚の中にある間は内容に触れることができない、時間のない家庭ではなかなか読み聞かせの時間が取れない、子供に見せるとき親に多少勇気がいるなどハードルもあると感じました。
カレンダーという形式であれば家の中の目につきやすい壁や机に置いて目に触れる機会を増やせるのではないかと思い制作に至りました。
自費出版で紙のカレンダーと電子書籍両方作りました。
電子書籍のほうではおまけでパワーポイントデータも付けており、実際に小学校の授業で使用していただいております。
企画立案、補助金申請、イラスト制作、デザイナーさんへの協力依頼、宣伝、発送を一貫して行いました。
【どのように取り組んだか】
2020年ごろに企画を発案し、企画書を制作。
初めは出版社に掛け合うものの、カレンダーは管轄外ということで自費出版の方向で制作を行う
↓
性教育の勉強会を開き海外の性教育を学んだり、教育関係者やマイノリティの方の意見も取り入れながらカレンダーに記載する内容を決定。
↓
芸術系の補助金を申請し、試作品を100部制作。SNSでプレゼント企画を行い、日めくりカレンダーの認知度を向上させる。
また、性教育の活動に取り組んでいる方や助産師の方、教員の方などに試作品を使用いただきフィードバックを頂いた。
↓
頂いたフィードバックを元に細かな修正をし、販売版をリリース。
初めは電子書籍で出版し、実物も欲しいという声を多数頂いたため紙のカレンダーを200部印刷
↓
個人のほか小学校から大量に注文が入り完売したため増刷。
累計300部ほど販売した