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レルク

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レルク-1
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制作ノート
character レルク


統一政府(とういつせいふ)と呼ばれる、この世界を統治している"最高機関"に所属している。

等級は13の中でも最高である2等級であり(1等級は1人しかなれないため)13人いる"幹部"の1人で最年少。

統一政府の人間は、恨みを買う事が多くコードネームを名乗る事がほとんど義務のようになっているが、"レルク"は本名である。コードネームは"ライ"(偽り)であり、名付けた"当時の総帥"を心底軽蔑している為名乗る事はない。

フルネームは、レルク・アレク。

アレク家と呼ばれる貴族の家に生まれているが、"長男信仰"が強く次男であったレルクは見向きされる事はなかった。

それだけなら良かったが、家の経済状況が悪く、そのストレスの捌け口にされていた。

親に愛されたい為に顔色を伺うような生活が続き、虐待もどんどん酷くなる。

その過程で生命に関わることがあり、異能が発現した。

異能はサイコメトリーであり、触れた物の記憶や、その人の感情を視たりできる。

これが地獄の始まりであり、異能をコントロールできない彼はなす術なく、眠れずに正常な思考ができず、負の感情に充てられ希死念慮を抱くようになる。

そんな中、両親が異能を活性化させる違法薬の売人をしている事が統一政府にバレて父親は呼び出された。あろう事か父は自分達が助かりたい為に、レルクを好きにしていいから家の取り壊しをしないでくれと"当時の総帥"に懇願し、正直子ども押し付けられても…となったが、人手不足だったのでレルクを引き取った。

当時の総帥である人は"記憶を消去"する異能者であった為、レルクから家族に関する記憶を全て消してしまう。

以来、人の顔色を窺うような事はなくなるが、生きる希望がある訳ではなく無気力に与えられた仕事を淡々とこなしていた。

その頃になると異能の制御の為に感情を抑圧してる事も多く、ますます感情を表す事はなくなった。

異能の訓練で、"視る"事に対しての制御はできるようになるが、目の色が金目に変化している。

また何に対しても素手で触れる事はいまだにできない。

"キラ"という人物の活躍を聞き、また実際に彼の仕事振りを見てから、どうしようもなく憧れている。

一度話してみたいと思うようになりそこからはひたすら等級を上げるように頑張った。

そんなレルクを"当時の総帥"はよくは思わなかった。

段々と政府の運用に疑問を持ち、等級が上がったレルクはその権限を使って政府をより良くしたが、"世界を支配"したかった総帥である人にとっては全くの迷惑な話だった。

数年前に起きた世界大戦にて、レルクが率いていた部隊は嘘の情報を与えられた。

総帥である人はレルクを切り捨て、自身に反抗的だった人間もまとめて排除しようとした。

そのせいで部隊は壊滅してしまった。レルクだけがただ唯一、キラによって助けられ、その功績が認められ"2等級"に昇進した。

そこからキラを心酔しており、同時に自分のせいで死なせた部隊の仲間に対し非常に後悔しており、無謀な作戦を自ら引き受けたり、攻撃を身代わりで受けたりするなど無茶ばかりするようになってしまった。

終わり。

役割としては諜報や拷問の類を任されているが、短気であるゆえに拷問はあんまり向いていない。

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