羅羽須たちと儀式に必要な材料を探しに、寂死林から獄楽畑へと向かう一行。
鬼鶏の足と獄の木の枝はかなり苦労して手に入れたが、極楽畑ではどんな試練が待っているのか。
旅に出てから瀬那と羅羽須の距離は近くなっていった。しかし旅が終わり儀式が成功すれば、瀬那は自分の居場所を決めなくてはならない。瀬那は悩んでいた。
そんな中、旅の途中で重要な材料を手に入れるために、瀬那は自分の魂と交換する。人の型を保てるギリギリのところまで魂を奪われ気を失う。道ばたで倒れているところを羅羽須に発見された。
「無茶をするな……」
切なげに囁く羅羽須に、瀬那は極楽畑で熱い精を注がれて……。