最後の楽曲らしくバラードな雰囲気を出しながらも、明るく元気になれるようなトラックメイクに挑戦しました。前半はデジタル感強め、中盤はアナログ寄りなオーケストラ風、終盤からはその両方を合わせたトラック構成にしました。
【使用DAW】Nuendo
【主な音源】DUNE3, NOIRE, 8Dio Majestica
【主なプラグイン】Pro-Q3, OTT, Material Comp, Smack Attack
実は弦・管楽器を使った楽曲作りは今回が初めてであり、アーティキュレーションやダイナミクスのオートメーションが分からず一度挫折しかけました。結局、及第点くらいの打ち込みで完成してしまったので、反省してその後に生楽器の打ち込みについて学びました。
今回の楽曲で特に一番力を入れたのが、サビで聞こえる大合唱を自分一人だけの声で作ったことです。iZotope Nectar 3を使用して元の声のピッチを変えたハーモニーをいくつも作ったり、もう1テイク録音し、発音にばらつきをつけたりなど、沢山人がいるかのように見せる加工の試行錯誤を繰り返しました。
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