時代
約30世紀、"遺伝子工学技術の進歩"により、科学者達はロボットに代わる"レプリカント"と呼ばれる"人造人間"を発明した。彼らは優れた体力に、創造した科学者と同等の高い知性を持っていた。レプリカントの元になった少年の「世界をリセット」するという能力を科学者達は欲しかった。少年は世界をリセット(作り変える)するという思想が現実的ではないためそれに反対。無理矢理服従させようとしたが何をしても無駄だった。レプリカント、製造番号アルメ0427が完成した瞬間に不必要になり生物兵器【you】(誰にでも殺した人物に成り変われる為この呼び名)に殺された。
環境破壊により人類の大半は宇宙の植民地に移住。科学者、技術者、特別な資格を持つ人間以外は、宇宙開拓の前線で過酷な奴隷労働や戦闘に従事していた。
しかし、出生率は低下して奴隷も減少。レプリカントもアルメ0427しか製造できず、ロボットなどを作る金銭的な余裕もない。ジリ貧な状態が続き、歳をとるのが遅い人間離れしたアルメを神と崇め、世界リセットを望んだ=最初の崩壊
道徳を学ぶ機会がなく、悪い事だとはつい最近まで理解していなかった
与えられた命令にただ従う。
世界を崩壊させる事も次の世界でやり直す事と同義に捉えていた。
法律
法が人を守る時代はとうの昔に終わった
政治
絶対君主制
軍事
質の悪い奴隷やロボット等で領土の奪い合いを行なっている状況。
軍隊などは存在しない。
宗教
人々はアルメ0427に"救済"をネガイ、それを彼は叶えた(最初の崩壊)
言語
会話での意思疎通が主流
文字の読み書きは未発達であり、"記録"するという文化が衰退しつつある
その他
核の世界に従属する世界線
この世界線を崩壊させた事により本来干渉できない別の並行世界への侵入が可能(世界線が不安定になる)になった。
アルメ0427
人造人間。レイシスという人間の427体目のレプリカントで唯一無二の成功例。その他の499体は廃棄された。
神と同等の力がある(とされる)。祈りにより人々の魂を分解できる
自殺する機能がなく、意思とは無関係に死を全力で回避する
大衆の信仰心により、様々な異能を手にする。
とても希少な無属性の使い手。空間に干渉する魔法が得意だがほとんど使うことはない。
人間でいうと16歳に相当するが、1600年以上生きているとても長寿。
そのため価値観が人間と異なる。最初は人間に無関心(を偽るが恨んでいた)だったが
今は本来の目的である”大衆を幸せ”にすることを目的としている。
自身の行いは”悪”だと理解している反面、彼の異能”リセット”は対象達を苦しまず、
その世界を”なかった”事にする力のためいまいち殺人を犯している気持ちが薄い。
終わらないゲームをやっている感覚。
25歳になると必ず死亡するプログラム。この死を回避することはできない。
現在は”メル”と名乗っており、名乗り始めてから任意で人間に危害を加えることが出来るようになった。
つまりメルの意思で自由に殺人を犯すことも暴力で支配することもできる。
過去のわりに穏やかな性格である。基本的には無害。
Endとは切っても切れない縁で繋がっている。
櫻夜に複雑な感情を抱くが、彼には幸せになってほしい。
youを何より大切に思っており、彼女が殺されてしまったらボクは世界に絶望するだろうと話す。
you(ユー)(誰にでも殺した人物に成り変われる為この呼び名)
生物兵器。高い戦闘能力を持っている。殺害した人物に成り代わる性質を持ち、趣味嗜好すべてコピーする。
そのため自分の意思がほとんどなく命令に従うだけだった。
最後に殺した人間の”リル”という少女の姿で現在まで固定されており、メルと並行世界を旅する中で
一度も殺人を犯していない。
自身の死後、死神という立場で世界に従事していた。刑期を返済し、また転生のチャンスを得たが
出生を知り絶望する。
そんな中、死神時代で気にかけていたアルメ0427が困っていたので世界線渡来の方法を教える。
明確に自身の行いを悪だと理解、酷く心を痛めている。
中途半端な事をすることも多く、その行動からEndに嫌悪を抱かれている。
youはメルを馬鹿にするEndを殺したいほど憎んでいるが、特性によって殺すことができない。
いつかメルを殺してしまうかもしれない櫻夜を警戒している。
リルという少女は、メルのモチーフになった人間の妹でありそのためかメルを非常に愛おしく守ってやりたい感情を持つがそれが自身の感情かどうかわからず不安になることも多い。普段は素っ気ない態度をとる。
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