こちらの作品ではゲームシステム設計のほか、『レベルデザイン』『パーティクルエフェクトデザイン』『サウンドデザイン』等を手がけました。
レベルデザインでは中心にボールが集まるような凹んだ地形のレベル設計にすることによってプレイヤーとボールの接触タイミングを増やす狙いを実現した他、凸部分を生かしたシュートを行うことで相手の頭上を綺麗に飛び越えていくシュートを打つことができるような箇所を設け、爽快感を感じるタイミングを増やす工夫と遊びを盛り込んでおります。
パーティクルエフェクトでは、メンバーたっての希望である『派手にしたい』という要望を汲みデザインしております。世界観に沿うようなデザインの軸はブラさず、サイバーな世界での派手さとは何かを考えながら作成いたしました。また本プラットフォームではスマートフォンで遊びに来られる方も多いことからテクスチャを使用せず作成し、軽量化しております。
サウンドデザインでは『サイバー』な世界観を意識しつつ各アクションの実感を伴うような質感を意識して作成しております。例えばボールを蹴るときの音はキックドラム音源を混ぜ込んでおり、パンチのある音としております。そのほかの音でも、音色を選ぶ際、世界観の軸はブラさず、EDMで用いられるような楽器、サウンドサンプル、動作などの音を多用し、音に一体感を持たせています。また、プレイヤーがシュートを決めたときに観客が盛り上がるようなサウンド演出を入れこんだりしており、ゲーム中音でも楽しんでもらえるような工夫をしております。