カフェのホームページなので、いかに食材を美味しそうに見せるか、というところが非常に重要です。この「画像を美味しそうに見せる」作業過程は、食べることが大好きな私にはとても楽しい時間になりました。
本作品の制作全体を通して、スクール課題ということもあり学びが多くあった作品です。まずコンセプト設計で躓き、制作に着手しても思い通りに表現ができず迷走し、苦しみながら「誰かに行動をさせるデザイン」とは一体何なのか?を問いながら寝る時間も削り、世の中のあらゆる飲食関連デザインを見あさり研究を続けて、どうにか講師陣から最高評価をいただけるものが出来上がりました。
完成し評価された時の喜びは今も鮮明に思い出せるほどです。改めてゼロから人の心を動かせるものを作る面白さを認識できました。
数々の苦難と喜びが詰まったこの作品は、私にとってかけがえのない大切なものになりました。