君と飛ばした シャボン玉がいくつも
空を彷徨い この景色を色付ける
そんな何気ない シャボン玉がいくつも
僕を囲んで 別れの時を待っている
キラリ煌めく 彩をなした情景たちが
空を漂う 今でも美しい
今日の思い出も 僕を呼ぶ声も
天高く飛んだ シャボン玉も
どうせいつかは 消えてしまうのが
怖いんだ
君と飛ばした シャボン玉もいつかは
風に攫われ 手の届かないどこかへ
ユラリ揺蕩う 透き通った情景たちは
風に従う 今だけ美しい
今日の思い出が 僕を呼ぶ声が
天高く飛んだ シャボン玉が
向かい風切って 空を飛ぶなんてさ
君と飛ばしたシャボン玉
触れられないのに 離れないでって
叶わぬ想いを また祈った
君に貰った思い出を
故意に壊す様に 吹き付ける清風
今日の思い出の 僕を呼ぶ声の
最低な最期を知ってしまった
どうかこのまま
消えてしまうまで 眺めていたい
今日の思い出も 僕を呼ぶ声も
天高く飛んだ シャボン玉も
どうせいつかは
消えてしまうのが 怖いよ
だけど今は 美しい