こちらは英文でのリクエストをSkebの機能で日本語に翻訳した形で受けました。
<ストーリー概要>
枕のマスコットがPillowDearのASMRビデオを聴きながらバスで寝ている。本物のPillowDearがバスに乗ろうとする。
1コマ目:バスの中で枕は眠っている。
2コマ目:携帯電話のショット、PillowDearのビデオが流れている。
3コマ目(ワイド): バス停、バスが画角外へと走っていく。PillowDearがバスに向かって走っている。彼女は泣いていて、三つ編みはずっと後ろに。
ー概要ここまでー
上記の3コマは画像付きで資料をいただいておりました。完成版でも3コマ目までの並び自体は変えておらず、おそらく左から右へ読む想定の漫画なのだと思います。
3コマ目は「ワイド」と書かれていましたので、これでオチになる予定だったと思われますが、1作品を通してPillowDear様の横顔しか見えないこと、またバスも映すためにヒキの構図になってしまうという理由から4~5コマ目を追加しメリハリを持たせました。
前述の通り左から右へ読む想定の漫画であればバスの走る向きは左から右へ…のほうが視線に合っている気もしましたが、画像の指示では右から左へ…となっていたためそれに従いました。
あえてこの向きにするからには意味を持たせようと思い、枕(寝ているマスコット)はバスの中にいるのだとフキダシのしっぽのように示すことで、まずバスを見てからそれを追いかけるPillowDear様がいることが分かる絵にしました。
また、セリフはありませんから、右から・左から、それぞれの読み方で成立しそうな構成を考えました。
日本人はまず右から読むと思います。
スマホ→それを聞く枕→バス→追いかけるPillowDear様→呑気に寝ている枕→手を伸ばし泣くPillowDear様のアップ(オチ)
英語圏の方はおそらく左から読むのでしょうか。
寝ている枕→スマホで聞いているのはASMR→そこはバスの中で、PillowDear様が追いかけている→泣きながら手を伸ばすPillowDear様→そんなことお構いなく呑気に眠る枕(オチ)
いずれにしても左上の枕とバスを繋ぐ”しっぽ”はいい働きをしているように思います。