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ケータリング・レシピ開発事業

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フードデザイン イベント企画
ケータリング・レシピ開発事業-1
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制作ノート
プロジェクト名【ケータリング・レシピ開発事業】

【概要】

企業のイベントやパーティーなどでのドリンク、パフェのケータリング

また、イベントごとにクライアントの想いを取り入れたオーダーメイドカクテルの開発。

【取引先企業例】

株式会社パーソルキャリア

株式会社yutori

株式会社ハッシャダイ

など150件以上のクライアント

【事業規模】

資本金10万円 売上500万円 従業員1人

【代表案件】

①【クライアント】株式会社イースタッフィング

【案件名】

会社の方針を示すカクテル

【概要】

会社の創立20周年記念パーティー。

取引先など会社と関わりのある方を呼んで、感謝を伝え、これからの関係にもつながるようにという意味を込めたイベント。

カクテルブースにて"社長を表すカクテル"

と"これからの会社のあり方"を表現するカクテルの提供。

50人

【課題】

『会社を表すカクテル』

・人材派遣会社のためのシステム提供をしている会社で、法律が頻繁に変わるごとにシステムの修正を細やかに行うという特性から

"法律や取引先に応じて、オーダーメイドで細やかに対応する"

という会社の姿勢を表現したい。

・固くなりがちなイベントなので、楽しい空気感を作れそうなものを。

しかし、会社のレセプションでもあるため華やかさと高級感は保ちたい。

『社長のカクテル』

・取引先の社長という遠い存在ではなく、社長にも親しみを持ってもらうことで、よりよい関係性を作りたい。

・お酒を飲めない方も多いため、その方たちでも楽しめるようにしてほしい。

 【解決案】

『会社を表すカクテル』

・柑橘を絞らないシンプルなジントニックを提供。

"アレンジブース"で参加者の好きなようにアレンジして飲んでもらうスタイル。

(5種の柑橘を漬け込んだ濃縮エキス、5種の柑橘の皮から好きなものをミックスできる。組み合わせだけでも934通りのパターン。入れる量が個人で違うことを考えれば…無限?)

参加者に合わせてカクテルをアレンジして自分だけのジントニックをつくるという趣向により、

クライアントに合わせてオーダーメイドで細やかに対応するという会社の姿勢を表現した。

・理科の実験室を模したセットや、自分でアレンジするという仕掛けを入れることで楽しげな空気を作り出しながら華やかさもキープした。

『社長を表すカクテル』

・社長の過去の経歴からすべてヒアリング。

その中から、飾りっけなく、自分の好きなことはとことん没頭してしまう

"まっすぐ、パワフル"というキーワードと、

社員の方からのアンケートでよせられた、

"厳しいが、奥には愛を感じる"という意見を抽出。

社長の味の好みである"甘くなく、すっきりキレの良い" 味のカクテルに仕上げた。

・具体的には、"厳しさとパワフル"さを、

飲んだ瞬間のインパクトの強さと辛みのある辛口ジンジャーにて、

"厳しいが奥に愛を感じる"という部分を

グラスの底にバラのシロップを沈ませることで、飲み進めるとだんだんと優しい甘み(愛)を感じられるような構成とした。

・ビジュアルも、飾り気なく無骨なイメージに仕上げるためオリーブのみでシンプルに仕上げた。

・どちらのカクテルもノンアルコール、アルコールどちらでも楽しめるようにはじめからレシピを構成した。

②【クライアント】

弦楽四重奏バンド "阿佐ヶ谷 Funky Boys"

【案件名】

個性的なバンドメンバー4人のオリジナルカクテル

【概要】

参加者 約20名 2018年12月 

弦楽四重奏のバンドのCDの発売イベント&ライブにて、ファンの方のためにバンドメンバーごとに、個性を表現するカクテルの提供

【課題策】

バンドメンバーのことをより深く知ってもらい、ファンの方とバンドメンバーのつながりを強くしたい。

【解決】

バンドメンバーの出生から今までの人生を1時間かけてヒアリングし、人物の人間性を色と味で表現しつつ、メンバーの好みのお酒や味に仕上げた。

例   

ビオラ担当 木村さん

・好みの味の情報

スモーキーなウイスキー"ラフロイグ"が好きカクテルのテイストは甘めが好き。

・ヒアリング情報

常に冷静沈着。大人の余裕がある。メンバーの中でも穏やかでみんなを影から支えるアニキ的なポジション。

一見穏やかだが、自分の芯を強く持つ。

・落ち着いた大人の余裕を巨峰のグレイッシュな紫で表現。

・味ははじめは巨峰の甘さもありつつ、渋み深みを感じさせる落ち着いたスタート。(第一印象)

・中盤突如として強烈なスモーキーさが立ち上がり、

内包された個性と芯の強さを感じさせる。

そのまま全ての要素が渾然一体となって現在の木村さんを表現する。

【学んだこと】

相手が気持ちよく話せる相槌の打ち方、イベントの中核となる想いや伝えたいことを引き出す

ヒアリング技術を学んだ。

また、言語化した想いをカクテルという抽象物で表現するデザイン力を学んだ。(メニュー作りなどのデザインも含む)

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