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【インタビュー】株式会社群馬建水様 女性現場管理社員

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構成
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制作ノート
制作過程

背景

 男性の仕事というイメージが強い建設現場。群馬建水様は人手不足解消の様々な取り組みの一つとして、女性が現場で活躍できる環境を作ることにも力を入れています。事務職として入社したのち、現場へ出て活躍している女性社員が日々感じていることや理想について、生の声を発信したいということから、本動画制作をご依頼いただきました。

構成

 この動画で伝えたいことは2つ。1つは女性でも建設現場で活躍できること。もう1つは女性が働きやすい環境が建設現場には必要ということです。本来、主題は1つに絞らないと伝わりにくくなるのですが、様々な想いを抱く女性社員の生の声を届けることを優先しました。

 女性が建設現場に増えつつある現状と、その変化に環境が追い付いていない課題。課題に重きを置き建設業界に一石を投じながらも、この動画を見た女性には、それでもチャレンジしてみたくなるような印象を与えることを意識した構成としています。

撮影

 1日でインサート撮影とインタビュー撮影を実施しています。

 まず午前中にインサート素材となる現場作業を、私とカメラマンの2名で伺い撮影しました。真夏のビルの屋上で防水工事をしている現場です。屋上の床は断熱されていて地上よりもかなり暑いとお聞きしていましたが、確かにものすごい暑さでした。作業をされている社員さんたちはファン付きのジャケットを着ている方が多く、慣れていることもあり、涼しい顔で黙々と作業をされていました。

 今回主役の女性社員さんはというと、他の社員さんたちとは異なり1人汗だく。会社で一押しのデニムの作業着を着て撮影にのぞまれていて、どうやらそれが冬用とのこと...暑いはずです。動画のために無理していただいて申し訳ございません...ありがとうございます。

 午後は高崎駅付近のスタジオに移動してインタビュー撮影。壁紙がコンクリートの打ちっぱなしの模様となっており、建設業とイメージが合うので選びました。こちらはさすがにエアコンがありますので冬用デニムでも問題ありません。

 画角に非常灯やインターホンが映り込んでしまうのを避けられませんでしたが、編集で消すことができるのでそのまま撮影に入りました。編集で何ができるかを把握していると撮影現場で臨機応変に対応することができます。

 駅付近ということで周辺の交通量は多く、トラックのような大型車が通るとエンジン音がマイクに入ってしまうこともしばしば。その都度撮影を止めたり、再度同じ内容を話してもらったりと少々お時間をいただくことになってしまいました。ただ、そのたびに緊張をほぐすよう話しかけたり、笑顔を引き出すような会話をすることを心掛けましたので、動画としては良い方にはたらいたと思います。転んでもただでは起きないといったところでしょうか。

編集

 女性にフォーカスした動画ということもあり、編集も女性の仲間に依頼しました。私からは構成とそれにあわせたキーワードを伝えておりますので、基本的には構成に沿ってカット編集をしてもらいました。それに加えて色使いや柔らかいフォント、穏やかなBGMなど、細かい配慮のある編集をしてくれましたので、素敵な雰囲気に仕上がったと思います。

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