リアルの街で行われる周遊型の謎解きの一部でVRサービスを使うという新たな試みに挑戦。リアル周遊+Web+VR+SNSと、様々なメディアをつなげた全体の体験設計を行いました。
ユーザーの行動・感情の流れを整理・再構築し、リアルの謎解き体験からVR空間への導線設計を行いました。プロジェクトの全体像や複雑な導線を可視化するためのデザイン業務を行い、自然なユーザー遷移を実現しました。
目的:複数ある会場を参加者に楽しんで巡回してもらうこと、ブラウザで使えるVRサービスを知ってもらうこと、企業のファンになってもらうこと
ポイント:複数のリアル会場、Webサイト、SNS、バーチャル空間を行き来する形で謎解きストーリーを展開。楽しみながらサービスを回遊・体験しさせる。
デザイン意図:キービジュアル以外のデザイン全般を担当。バーチャル空間のイメージを想起させる配色、あしらいで世界観を統一。また、ユーザーは屋外でプレイするためコントラストや操作性などにも配慮した。
多くのユーザーになじみのあるwebゲームに近いUIで親近感をもたせた。謎が解けた喜びでモチベーションを保てるように、正誤判定の演出などに気を配った。
結果:開催期間中(2日間)で参加者約1000名と、想定の1.6倍の参加者数となりました。また、協力企業様がのちにクライアントとなるなど、営業面でも効果がありましました。
【担当業務】
・全体の体験設計のディレクション
・バーチャル空間の一部ディレクション
・各署調整
・開発進行、品質管理
・ユーザーテスト
・デザイン全般業務
・運営
・事後アンケートと改善案
【制作期間】約3か月
Webサイト、リアル会場、SNS、バーチャル空間を行き来する複雑な導線設計を可視化
ゲーム中のフロー詳細
謎解きとストーリーを通してメディア行き来したり現地の看板を使ったり、複数のメディアをストーリーに合わせて展開させるゲームの仕組みづくりを構築
協賛企業のワールドも体験の一部に設定し、訴求をはかった
バーチャル空間内は実際と同じ場所に謎を配置し、より没入感の高い体験を提供した
バーチャル空間の謎解きギミックではゲームの意図とユーザービリティの両方に気をつけつつ、エンジニアと相談しながら進行