春風に吹かれ1人高架下歩く日暮れ
雲が焼ける空を眺む帰り道
君がよく流したあの曲君がよく話したあの本
いつの間にか僕も夢中になってさ
右左ばかり見て動けない日々を
打ち破って君は連れ出した
精一杯絞り出した感情
もう全部枯れ果てるまで
偶然を何度重ねた今日までも
素敵だったって思うだろう
そのときを待って
君とよく歩いたあの道君とよく通ったあのカフェ
浮かび上がるイメージを横目でみた
戻らないことはわかってるんだけど
美しい日々を追いかけた
大丈夫偽ってた表情
もういいって疲れたのかな
後悔をいくつ並べて気づいた
今さらもう遅いんだけど
夜を彷徨って
もう一度出会えたとしたら
もう一度笑い合えたら
偶然を何度重ねる今日からも素敵なんだって思うだろう
青色がもう無くて空っぽだと知って
ため息も忘れでも生きていく
いつかまた満たして青彩って
描ききる朝を待つ