整音、間の調整、サウンドコーディネート、バーチャル空間演出を行っています。
整音内容は、ノイズ除去や音量調整、声質の調整など。
本作品はボイスがバイノーラル収録でしたが、編集で若干位置の調整を行い背後から囁かれている感をアップさせています。
それと何といっても、本作の編集の大きなポイントは電車空間の再現ですね。電車の車両を疑似的にシミュレートしたバーチャル空間を作成し、そこに各音素材を配置する形で編集をしています。音声やSEの反響具合も、電車の中をイメージして調整させていただいており、電車感の演出に一役買っております。また、実は前後の車両もひそかに設計しており、それに合わせて背景のガタンゴトン音が絶えず動いています。