Facebook 【主催/VRChat・配信】mokz 1st solo live "Liminalia"
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【主催/VRChat・配信】mokz 1st solo live "Liminalia"

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制作ノート
"Liminalia"コンセプト/方針について

■「Liminalia」のコンセプト

『Liminalia』は、“境界にいる者たちの集まり”を意味するタイトルです。
現実とバーチャル、そのどちらにも完全に属さない私たちが、ここでだけ交差する――
そんな感覚を表現するために、「liminal space」というコンセプトから演出を組み立てました。

花や蝶といったモチーフは、記憶の残り香や変化の象徴。
無機質だったバーチャル空間に意味や情景を宿らせたのは、そこに集まった“私たち”自身だということを、静かに伝えられるよう意識しました。

■コンセプトとエンタメのバランス

ただ、あまりにコンセプチュアルに寄りすぎると、普段VTuberなどのライブに慣れ親しんでいるリスナーが置いていかれる恐れもあるため、全体の構成やMC、選曲は比較的親しみやすい構成にしています。

カバー曲も、「希望」や「人間としての強さ」を感じられるものを中心に選び、mokzとしての世界観を感じながらも、見た人が前を向けるような内容にしました。

■チームで作る“居場所”としてのライブ

このライブは、演者が一人で光を浴びるものではなく、関わるすべてのクリエイターにとってポートフォリオになるような場でありたいと考えていました。

あらかじめ強いこだわりや指示を押し付けるのではなく、
「この空気感に合うものを、自由にやってもらえたら嬉しい」というスタンスで、制作全体を進めました。

全体としての方向性や世界観の軸はありつつも、
それぞれが“やりたいこと”を持ち寄れるように、必要に応じてビジュアルイメージを共有したり、アイデアベースの会話をしたり、
コミュニケーションを通じて自然に“ひとつの風景”としてまとまるよう心がけました。

■構成・流れ・体験としての設計

ライブの流れも、視聴者の体験としての心地よさを意識して設計しています。自身の体力的な負担や観客の集中力維持を考慮し、
ゲストを3人招き、適切なタイミングで登場してもらうことでテンポを保ちつつ、演者側の休憩も自然に取れる構成にしました。

空気感や流れの緩急をつけることで、1時間を超えるライブでも最後まで集中して楽しんでもらえるような工夫を随所に盛り込みました。

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