『コメント依存歩行配信』(2024年)を踏まえて行なった寸劇作品。画面の向こうにいるはずの視聴者を主人公として演じることで、配信視聴行為の意味を考えさせる。配信において視聴者は、無意識に複雑な視聴を強いられている。輪を乱さぬよう当たり障りのないコメント、そして逆に輪を乱すコメント。時と場合によって盛り上がるコメントが確かにある。言い換えれば「空気を読む」ことが求められる。今作で主人公は配信者や視聴者から攻撃される。主人公の目に映る配信者と他の視聴者のコメント、暗い部屋にはただ一人。
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