思い切って高価なカメラ・レンズを手に入れて、がむしゃらにシャッターを切っていた頃。
光の向きや構図などなど、何も考えずにただひたすら撮っていた時に偶然撮れた奇跡の1枚です。
(副産物的に、写真を見返してはじめて”うちの父親ってこんないい笑顔するんや”と驚いたりもしました)
いつ見ても、この時の幸せな感情が蘇ってきます。
写真ってすごい、と僕が思うようになったきっかけは上の子(この子はその2歳下の子)がよちよち歩きの頃ママ友さんがミラーレス一眼で撮ってくれた写真。
ボケがすごく効いていて、子ども一人一人がめちゃくちゃ引き立っていて。
スマホでは撮れない写真に魅了され、その直後からネットでいろんなカメラを探し回るようになりました。
(全てミラーレス一眼)
キャノンaps-c→SONYaps-c→SONYフルサイズ(中古)→SONYフルサイズ
最初は知らない単語のオンパレードで、頭がプスプスなりまくってました。
そして、何度ほど清水の舞台から飛び降りるんや!って言いたくなるくらい、毎度毎度飛び降りて(その度に金額グレードアップ)たどり着いたこの時のカメラ、α7RⅣ。
それまでは車の趣味等の高額な費用のかかる趣味はなく、はじめてカメラという高額な趣味ができてしまっていましたが、ようやく報われた瞬間でもありました。
この写真で得られた感動を、自分も他の誰かに提供することができたらなぁ。
そんなことをうっすら思い始めたこの頃。
まさかまさか、自分が仕事で写真を撮るようになるなんて思いもしませんでした。
そして、またもう一度清水の舞台から飛び降りることになるということも......
