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三遊亭仁馬 独演会フライヤー | 落語×葛飾で魅せる集客戦略

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グラフィックデザイナー
アートディレクション
運営チーフ・チケット管理
三遊亭仁馬 独演会フライヤー | 落語×葛飾で魅せる集客戦略-1
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制作ノート
落語×地元愛~ペルソナ設計から導いた集客戦略

■担当範囲・制作時間

アートディレクション、デザイン、チケット管理、運営チーフ

制作期間:2日(カラーチラシ両面)

■課題・背景

・集客を増やすことが課題でした。普段、自身の会では30人程度でしたが今回はその10倍のキャパシティの会場でした。

・他の落語家さんの会との差別化

■ソリューション

①実際に会に足を運びペルソナを設定

仁馬さんの落語会に通い調査した結果、来場者は50代以上の女性が多く、落語初心者、地元の友人同士、和服姿の方が目立ちました。

前職の劇場勤務経験から、こうした方々にとって落語会は「交流の場」「ハレの場」であり、友人を誘い合い、着物で出かける特別な体験と捉えられると考え、そこからペルソナを設定しました。

※ペルソナイメージ

※ペルソナイメージ

伝統芸能らしさを保ちつつ女性友達に広めたくなる、チラシを渡したくなるような「レトロポップ」なイメージでビジュアルを構築することにしました。

②キャッチコピーで他の落語家さんと差別化

独演会の特別感を強調するため、「年に一度の大勝負」というコピーを設定しました。常連客(顕在顧客)の来場を確実にしつつ、仁馬さんを知る層(潜在顧客)にもリーチし、応援したくなる気持ちを喚起する狙いです。

③チラシを変えてPDCAを回す

「告知バナー→チラシ白黒1→チラシ白黒2→チラシカラー」と、ビジュアルを情報解禁から本番までに4回作成しました。主にご自身の落語会でチラシを配るので飽きられないよう、訴求の角度を変えています。

■成果

公演記事はこちらからご覧いただけます。

  • 動員数は予想の50名を大幅に上回る、168名のお客様にご来場いただき大成功を収めました。
  • 仁馬さんは、地元葛飾のラジオ局「かつしかFM」で番組を持つことが決まりました。
  • 落語を見たことがない女性(40代)から「このチラシを見たら落語を見てみたくなりました」と感想をいただきました。
  • 公演記事がYahooニュースにも掲載されました。
Yahooニュース記事

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大盛況に終わった公演

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