フィギュア化を目指すイラストコンテストであったため、「私のイラストがフィギュアになったら」という想定のもと制作しました。
私のイラストがフィギュアになったら、ケースに入れて鑑賞するような特別な存在ではなく、日常に溶け込み、持ち主との心の距離が近い存在であってほしいと思います。
モチーフに「推し活ケーキ」を選んだのは、昨今のブームに加え、年に一度の大切なキャラクターの記念日を形として留めておけることに魅力を感じたためです。
そして何より、クリスマスツリーやお正月飾りのように、毎年その時期になると押入れから取り出して飾ってもらえる──そんな暮らしの中に寄り添うフィギュアを構想しました。