僕としては、モスクの写真を撮りたいなら、礼拝にはたくさん人が来て、絶景ポイントでは撮れないので、礼拝の時間帯は避けた方が良いです。
さらに、昼は暑すぎて長居するのが大変ですから、人が少ない早朝や遅めの時間帯がお薦めの撮影時間になります。
モスクは土足厳禁となっていて、男女共に入口付近で靴も脱ぐように指示があります。
エントランス近くに靴箱があり、その下駄箱に収納してから殿内に入場します。
ここの注意点として、女性は入場に規制があります。
モスクは宗教上の理由で、髪や肌が見えない服装でないと、中に入れません。
髪まで全て隠せる大判のスカーフなどを準備してください。
モスクのエントランスや殿中は、言葉にならないほどの衝撃を受けて圧倒されました。
柱の細部一つ一つの造形や装飾が、入口から出口まで、見事としか言いようがなく圧巻しました。
自分の宗教がイスラム教でなくても、神秘的な何かを感じることができます。
モスクの中のバイブスは、この場所がパワースポットだと、体感しました。
殿内に入って白い大理石の上を歩いていると、不意に目に止まった、窓に目を引かれました。
その窓ガラスには、ステンドグラスのような模様が彫刻されていて、窓から覗く景色は、太陽に照らされたモスクが光り輝いていました。
中央には広場があり、床を見ると、雄大なモスクが太陽の光に反射してフロアに投影され、モスクが綺麗に映り込んでいました。
イスラムの建築物は、幾何学がベースの造りになっていて、どこから見ても中央広場の床には、反射したモスクが上下左右に映っています。
そして、ステンドグラス調の彫刻窓の背後には、モスクの本殿が写り、窓の中とモスクの外観を合成したような写真が撮れました。
この瞬間、撮影モードになり、意図せず写真を撮り続けました。
この写真は、太陽の反射するタイミングが必要なので、撮れる時間が限られていて撮影する時間帯が重要です。
シェイクザイードグランドモスクは、本当に煌びやかに陽の光が入り込み、どこの箇所から見ても左右対称で反射するから、写真は映えますよ。