お題に選んだのは、旅先・金沢で味わう“あの温かさ・おいしさ”をもう一度楽しめる「金澤おでん」。お取り寄せサイトのバナーを想定して、「見た瞬間においしそう!」と思ってもらえるビジュアルを目指しました。
目的:
本格的なお店の味をお取り寄せで気軽に楽しんでもらい、金沢という地域にも興味を持ってもらうこと。
ターゲット:
・旅先で食べた味をもう一度味わいたい人
・自宅で手軽に“本格的な味”を楽しみたい人
・少し高級志向で、食の時間を大切にしている層
Q.なぜお取り寄せをする?
欲求:おいしいものを食べたい
記憶:旅の思い出をもう一度味わいたい
共有:おいしさを誰かと分かち合いたい
探求:行けない場所・知らない味に出会いたい
ストーリー:お店の背景に惹かれる
「現地のお店が作る本格的な味を、温めるだけで楽しめる」そんな「手軽さ 」× 「特別感」がこの商品の魅力だと感じました。忙しい日常の中でも、旅の余韻を感じる時間を届けられるように
──そんな思いを込めています。
金沢の「古き良き街並み」をイメージして、メインカラーにはブラウンを使用し、あえて黒ではなくブラウンにすることで、懐かしさと温かみを与えられるように意識しました。さらにアクセントに金沢らしさを感じるゴールドを加え、「上品さ」と「高級感」をプラスしました。
写真をメインに構成し、視線の流れが自然にZ型を描くように配置、テキスト量は必要最低限にし、まずは「おいしそう」という感覚を直感的に伝えることを意識しました。
高級感を演出できる「明朝体」を使用。上下の帯にさりげなく「和」を感じる模様を取り入れ、金沢らしい上質さを表現しました。「2人前」の部分はおでんの“からし色”をさりげなく取り入れつつランキング順位の部分とリンクさせてまとめてみました。
近接:一番目立たせたい商品名は下に、それ以外の関連情報は上部に接近させて配置することで直感的に見るときに迷わないようにを意識しました。
整列:文字や写真のラインを整列させ、視線が自然に流れるZ型のレイアウトを意識して組みました。
反復:上下の帯に「和柄」を繰り返し使うことで、金沢らしい世界観と統一感を表現しました。
対比:ブラウン×白で文字を際立たせ、視認性と高級感を両立しました。またゴールドのアクセントで特別感を演出しています。
