■ Visual Direction & Technical Art コンセプト:ファンシー・ドリーム・ワールド(Fancy Dream World)
1. ステージ・ルックデヴ(Stage & Environment Look Dev)
- マットキャップとリムライトによる質感表現(MatCap & Rim Light Materials)
ステージや小道具のマテリアルにTapiocaToonShaderを採用し、マットキャップ(MatCap)機能を有効化することで、おもちゃのような光沢感と陶器のような滑らかさを表現しました。さらにリムライト(Rim Light)を重ねることで、パステル調の空間でも物体が埋もれず、輪郭が柔らかく発光するようなファンタジー感を演出しています。
- ポップ・アンビエンス(Pop Particle Ambience)
空間全体にドットとスター形のパーティクルを浮遊させ、ポップで可愛らしい「ゆめかわいい(Yumekawa)」世界観を強調しました。
2. 空間演出(Spatial Effect)
- リアルタイム鏡面反射(Real-time Planar Reflection) スクリプトを使用し、床面にキャラクターやステージオブジェクトの映り込みをリアルタイムで描画。クリッププレーンの調整により接地感を自然に見せつつ、マットキャップのツヤ感と相まって、足元まで幻想的に広がる「磨かれた鏡面世界」を構築しました。
3. 撮影技術 & ポストプロセス(Camera & Post-Process)
- ノン・トーンマップによるパステル表現(Non-Tonemapping Colors)
Color GradingのTonemappingをあえてNone(なし)に設定し、ハイライトの白飛びを許容することで、ふんわりとした高輝度なパステルカラーを実現。彩度を調整し、コントラストを整えることで透明感のある色彩に仕上げています。
- 被写界深度と追従制御(Focus & Smooth Tracking) キャラクターの顔に常にピントを合わせつつ、背景の雲やパーティクルを優しくボケさせています。また、手振れを抑えた浮遊感のあるカメラワークを実現しました。