『Gump in the BET』というバンドのCD「熱砂」のジャケット表紙です。
リード曲の「熱砂」という曲は現実の社会で疲弊し途方に暮れ、そこからもう失うものはないと再起を狙う人の様子を、砂漠を彷徨った後に砂漠を走る列車に乗る人として描いた楽曲です。
疲弊した人にとって絶望的な灼熱の砂漠の中に向こうから迫る異質な列車。
線路もないのに砂漠を走る列車から不安と希望を感じる。
そしてそこから再起を狙う躍動的な構図。
歌詞になっている情景が浮かびやすいように意識して描かせていただきました。
そこ希望の列車にはバンド名の頭文字の「G」をつけることで、そのバンドが希望になったらいいなという思いが込められています。