新たに吉祥寺にオープンするダンススタジオ「TONIC DANCE STUDIO」のロゴ制作を手掛けました。
「TONIC DANCE STUDIO」を手掛けるタニヤマさんは、「ヤなことそっとミュート」さんや「MIGMA SHELTER」さんの楽曲制作も行っています。
ちょうど自分がお手伝いしてグループが、このグループさんとよく共演していた縁もあり、「ヤなミュー」さんのアートワークも担当されていたforiioの山田さんに繋いでいただき制作が実現しました。
「TONIC DANCE STUDIO」の大きな特徴はなんといっても「鏡面『13.5m×5m』の広さ」。この横一列に並べる大きさのレッスンスタジオは都内に中々ないようです。
「13.5m×5m」といえば1,000~2,000人規模のライブハウスのステージの大きさに匹敵する広さ。まさにこれから更に大きな舞台へ行こうとする人たちが、必ず通過する規模です。
そんな夢を見る人たちが「思う存分練習ができる安価なスタジオを作りたい!」というのがスタジオのコンセプトです。
「夢見る人たちが利用する」という事だったのでフォントは勢いを感じさせるゴシック体を利用することにしました。
さらにご希望をヒアリングした中で「都会的」というワードが出てきたので、今回は普遍的で都会的なイメージのあった王道の「Futura」を利用しました。
コンセプトをお伺いし思い浮かんだモチーフは、
「T」「夢に向かう階段」「スポットライト」「ステージ」というところが浮かびました。
最終的にはステージに当たる「スポットライト」に落ち着きましたが、アルファベットの「T」を逆さにした形にも見えますし、三角形の比率を「13.5m×5m」と同じにしたことで当初浮かんでいたモチーフを割りと詰め込むことができたと感じています。
今回「合同会社TONIC」のロゴにも流用するという事だったので、多角的な展開にも対応出来る普遍的なフォントやシンボルを心がけました。