写真の道を志したとき、実績の少ない上に現実の撮影機械が少ないこの情勢
「自分に何が出来るか?」
と考えた時に人物メインで撮影を行うVRSNSの撮影に焦点を当てました。
活動開始後一か月でVIVE社フォトコンテスト特別賞受賞
私自身、こんなにも早く賞を頂けることになるとは予想をしておらずとても嬉しかったです、がまだ大事な部分が足りないと考え更なる一歩を踏み込みました。
4月末から有償撮影依頼の受付を開始
5月末までの一か月で10件の依頼を完了
納品後満足度調査では大満足が90%と高い評価を頂きました。
1.2枚目のお客様はVRSNS内でアクセサリーブランドを立ち上げており、そのブランドイメージを損なわない撮影と趣向をうまく取り入れる為に念密な打ち合わせを要しました。
良い点 事前のしっかりとした打ち合わせやリサーチにより初めての依頼を円滑に進めることが出来た点
悪い点 初めての撮影と言う事もありお客様にこちらの緊張が少し伝わってしまった点
4.5枚目はVRSNS内外でアパレルブランドを展開するお客様からのご依頼を受けました、今回はショップオーナーだけでは無くブランドを愛用する方々を集めての大人数の撮影を行いました。
撮影した写真は先日東京ビックサイトで行われたデザインフェスタ2022で発行された本に掲載していただきました。
良い点 その場で出てくるお客様からの要望も取り入れ滞りなく撮影することが出来ました。
悪い点 20人超の大人数撮影が初めてだったこともあり撮影後のデータ確認で反省点が多くみられた点
6枚目のお客様はロールプレイと言うアバターにより口調や性格を変える事でVRSNS活動を行う方でした。
これまでのお客様に比べ、よりこだわりが強いと判断し詳細に打ち合わせを行い撮影に挑みました。
この一枚は裏稼業に属する者の心の揺らぎを雨粒の歪みで表現し、あえて視線を外すことで物寂し気な雰囲気を作り上げお客様からも高い評価を頂きました。
良い点 明確にお客様から高い評価を頂けた点
悪い点 撮影場所に暗い場所を多く選んだのでレタッチに時間がかかってしまった点
7枚目は特殊な依頼で「一緒に写真に写ってほしい」とのご依頼でした。
今までにない形の難しい依頼でしたが
撮影を進めていく中で「自らも作品になる」と言う事は
特別なことでは無い事に気が付きました。
「カメラマン」と「被写体」そして「空間」全てが合致して初めて「作品」と成る。
どれか一つが欠けても作品と成らない。
そんな写真の繊細さと楽しさに気が付けた一枚です
良い点 上記の事に気が付き更に写真撮影の奥深さを知れた点
悪い点 難しく考えすぎてしまい構図やポージングパターンが少なくなってしまった点
8枚目は依頼では無くプライベート撮影で撮った一枚です
被写体の方はこのVRSNSを頻繁にプレイする方では無かったのですが、この写真にいたく感動して頂き今では「私もこんな写真を撮りたい!」と頻繁にプレイするようになりVRSNS内でフォトグラファ―としても活動しています。
自分の撮った作品が人の人生を変えることが出来る
サービス業では得ることの無い体験が、私を写真の道へ更に引き込ませました。
9.10枚目は写真だけで情景を読み取れる作品を作りたいと考え売り込みを行い撮影した写真です。
この2枚は麦藁帽+白ワンピースそして季節物のアイテムを(ここではヒマワリ)を選びました
季節感を出しながら清楚感と年頃の女性のいじらしさをうまく表現出来たと考えてます。
11枚目も同じく情景を読み取れる作品をテーマとして撮影を行いました
今回は衣装の変更は行わず他の要素で表現をしたいと考え夏定番の扇風機を採用し、そこから発生する風の表現と
はじけた表情を置くことで茹だるような暑さでも楽しむ
女の子を上手く作り上げたと考えます。
良い点 自らの足りない部分を分析しイメージ通りの作品を作ることが出来た点
悪い点 11枚目のレタッチが少ししつこくなってしまった点
