制作背景
デジタルハリウッド STUDIO の超実践コース在学中のクライアントワーク(グラフィック)で実際にオーダーを頂き、制作をしました。商品は「台湾発:コーヒーの出がらしから作ったタンブラー」というもので、2020年6月の展示会へ出展する際に配布するA4サイズのフライヤーでした。
制作時のポイント
クライアントから、以下の内容を必ず盛り込んでほしいという要望がありました。
1.キャッチコピーは「まだ、プラスチックを使いますか?」にすること。
2.コンテンツとして以下の2つも入れる事。
・「アップサイクルについて」
・素材として提供をした「アップサイクル製品ができるまで」の図も加工し、配置をすること。
最近、「アップサイクル」は注目されつつあるのですが、この時はまだあまり浸透されておらず、「どういうアプローチで親しみのある啓蒙にするか?」「そもそも、この商品のブランドと成り立ちもしっかりとアピールしたい」と言う部分も心がけて制作をいたしました。
苦労した点
上記の要望点が、クライアントワークの中でも高難易度の項目で、苦戦をしました。そのため、まずは好みや輸入に至った経緯、前年度の感触などをヒヤリングし、エクセルを用いて質問項目を整理。その項目ごとに、自分で分析をしました。
作品のテーマ
「やさしいね。ツゥーライの商品」
ヒヤリングした内容を元に、競合分析や市場、日本におけるブランドの強みと弱みを分析をし、上記のテーマに沿って制作をいたしました。
元々、頂いたキャッチコピーの内容が強すぎるのを利点として、そこにストーリー性を設けました。
また、バイヤー以外にも一般消費者にも手に取れるフライヤーとして、親しみを持ちながらも、「やさしい。」ライフスタイルの提案としても考えました。