本フライヤーは「小綺麗なデザインだけど、なぜか顔が汚く塗りつぶされている」というご要望を元に、写真の選定とデザインの提案を行いました。物語のカギとなる男性(手前右)が振り返る前後の二枚の写真を使用することで、脚本に描かれている人間の本音と建前を表現しました。
仮フライヤーとパンフレットは、タイトルのリズミカルさから、球体が跳ね回るデザインに。カジュアルになりすぎないようにフォントは明朝体で統一し、紙面いっぱいに配置することで、社会生活に対する生きづらさや窮屈さを押し出したデザインに仕上げました。