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音の絵本  セロ弾きのゴーシュ

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音の絵本  セロ弾きのゴーシュ-1
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制作ノート
シオーモの街から『音の絵本』

例年1月に開催される『しおがまみんなのコンサート』以前は『しおがまファミリーコンサート』という名称でした。

コンサートは宮沢賢治の『ポラーノの広場』をイメージしています。(作品の中に塩釜が「シオーモ」という名称で登場します。)

私がポスターイラストで初めてコンサートに関わったのは2017年。コンサートを鑑賞してみたら家族みんなで楽しめる親しみやすい音楽、全体の演出をされる指揮者の大浦智弘氏MC進行は親切で分かりやすいお話なのがとても印象的でした。

ポスター依頼を受け、毎回子供たちの様子を眺めているうち、「音楽とお話と絵を織り交ぜた演目はどうだろうか」と思うようになり、思い切って大浦さんに言ってみました。

すると、「私もそれがやりたかった!」と、すでにお話に合わせた楽譜があり、そのような上演が鳥取で行われたことを知りました。それならば塩釜のオリジナルを、と音の絵本を描くことになりました。

絵本といいつつ本ではなく舞台(ライブ)。MVのような動画やアニメにはしない、説明的に描きすぎないという話し合いをしました。

音楽と演者(語り)とホール照明を合わせたステージ上の絵が三位一体となっての演目。それを受けて総合的にイメージを作り上げるのはお客さまそれぞれの想像力で。

普段の仕事とは違うチャレンジになりました。

ここに載せた画像は全体の抜粋とポスターです。これが二作品目で、試行錯誤しながら楽しんでいます。

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