2021年に初めてコンテストに参加して、t-trakでは、DDF賞を頂くことができたので、2022年は、昨年の大会でなんとなく入賞できる作品の方向性が見えたので、優勝目指して頑張ろうと出品を決めました。それが、2021年の12月です。今回もその制作の過程をご紹介できればと思います。
2021年は初めてだったでシングルモジュールでコンテストに参加しました。なので、2022年はコーナーモジュールで参加することに決めました。
作品作りで意識したことは、「①誰も作っていないような作品を作ること」「②見る人がビックリするような作品を作ること」今回もこの2つです。昨年の大会で、レイアウトの上を車両が走っている様子に、自分も今回挑戦して作ってみたいと思いました。車両が走るからレイアウト単体でも完結し、見ていて楽しめることに魅力を感じました。
コーナーモジュールに車両を走らせるためには、複線コーナーの高さ規定(モジュールとしてつなげて走らせることができるように)があるため、複線コーナーの下に設置するのは、パンタグラフ等当たってしまうため難しいと思いました。そうすると、複線コーナーの上に設置することを想定して、作品イメージを考えていました。
前回は、工場を全面に押し出した工業地帯ジオラマを作ったので、今回は海や川のあるジオラマを作ろうと考えました。
そんな折、家族で東京都にある奥多摩の国際マス釣りに行く機会がありました。そこの近くには、奥多摩氷川工場の巨大要塞がドンと構えていました。その風景を観た瞬間、圧倒され、いつかこんな景色を作りたいと思いました。
早速、その景色をレイアウトに組み込もうと思ってもうまく収まりませんでした。どう考えても同じような配置を作ろうと考えるとスペースが足りません。
奥多摩氷川工場と呼べるものを作るのが非常に難しかったため諦めました。そのため、他に自分が作りたいイメージについてアレコレ構想を練ってみたけど、優勝できるようなイメージが湧きませんでした。
また、奥多摩氷川工場に思いを巡らし、手持ちのストラクチャー、出力品を見ました。そこで、自分が表現したい奥多摩工場を表現しようと切り替えました。また、丁度12月セールでマイクロエースの秩父鉄道デキ200が新品で安く売っていて、その魅力に惹き寄せられ思わず購入しました。
そこから、本格的に奥多摩工場の制作に取り掛かろうと決めました。今回もまた工場を作ります笑
奥多摩工場のような作品は過去作品を調べても出てこないし、インパクトがあり、車両が走ることで①②を同時に満たすと考えました。
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