ひょんなことから声劇を学び始めて、数日ですっかり声劇の虜になったので、もっといろいろやりたいとフリー台本を探しておりました。
喋り方が常日頃ふわふわしていて、ラオネがかなりの甘えんぼなので、あまあま系のものを読んでみたいと思っていましたところ、なるら様のこの「なかなか眠れない甘えたがり彼女」の台本を見つけました。
読んでみた瞬間、「この台本やりたい!」と思いました。 ラオネの自然体にかなり近い台本でしたので、とても楽しそうだと感じました。
実際読んでみて、楽しかったのは言うまでもないですね。
自然体で読みたかったからこそ、実生活同様、多すぎるほどの照れ笑いと『うち』という一人称になりました。 ラオネの素がよく表れた作品になったと思います。
猫の真似のところでは、かなりのアドリブが含まれています。 実はラオネは実生活でもそういった声をよく出しているので、甘えることに恥ずかしさがあまりないんですよね。 むしろサバサバするほうが恥ずかしくて出来ないです。
振袖写真の時にぶりっこポーズをさせられた際、店の方が「大体みんな『ヤバいwムリムリ~w』とか言いながらやってくれるんですよ~♪」と言ってましたが、ラオネには「ムリムリ~w」とか騒ぐほうがずっと恥ずかしいです。 素がぶりっこなんですかねぇ。
とは言っても、この作品ぐらいの甘えんぼうを誰に対してもしているわけではないですよ? かなりの猫かぶりなので、それなりに打ち解けた人に対してしか甘えませんし。 でも打ち解けるまでのハードルは低いですし、逆にちょっとしたきっかけで過去のトラウマから怖くなってしまうこともあります。
トラウマがあっても人に甘えてしまうのは、今まで色々なことを経験してきたうえでいつも周りに助けられてきたからでしょうねぇ。 きっとSP付きで学校生活をおくったことがある人なんてそういないでしょうし。 人を怖いと感じる以上に人を好きだと感じる感情が常に上回っている環境が本当にありがたいです。
そうやっていつも周りに助けられてきたからこそ、自分も人の為に出来ることを精一杯して恩返ししていきたいですね。
ラオネの願いはいつも「全ての人が幸せに生きられる社会をつくること」です。 誰かの幸せの為に誰かが傷つくのは嫌なんです。 全ての思いを救いたい、そんなものは夢物語とわかっていても、この信念は曲げないし、変えられません。
正しい答えなんてわからないけれど、ラオネの声が誰かの力になってくれたら嬉しい、そう思いながら活動しています。
大分話がそれてしまいましたが、今作品でも癒されてくださる方がいたら嬉しいですね。