あひるとうさぎの鳥獣戯画……じゃなくて、洋裁って技術なので、覚えてから縫うのではなく、必要な時に説明通りに真似して作った後に、理解と記憶がついてくるものなんですよね。
何かを作る時にそのコツとか縫い方が存在することを知らないと、そもそも調べられないし、探そうにもキーワードが分からないと探せませんよね。
そこで、漫画をさらっと読んでこういうコツとか手順があるというのを、何となく存在を知っていれば、後で「これについて詳しいページがあった気がする」と探せますよね。
なので漫画の内容は覚えなくていいんです。
試してもいないのに技術が身につくわけないですよね?
ただ、これに関するページがあったという事を覚えておけば、次作る時に探せます。
そして記憶してからやろうとすると、その記憶が間違っていたら当然実践するときに間違うでしょう?
だから身につくまでは記憶してやるんじゃなくて、その通りに真似するのが大事です。
世の中には「メシマズ」料理というのがあるそうです。
そんなに料理に慣れているわけでもないのに、レシピ通りに作らず飛ばしたり、違うものを入れたり、理由を理解せずに自己流で改変するので改悪状態になってしまうんですね。
それと同じで初心者の中には根拠もなく、こっちの方が簡単そうだからと説明書通りに作らない方がいます。
知識のない初心者が、プロの作った説明書より効率よく、綺麗に作れる方法を編み出せるわけがないじゃないですか。
だから記憶すると、分からない部分は自己流で改悪することになるので、自己流は封印して真似してください。
それが完成の近道です。
作り方説明書は全てillustratorで製作しています。
書籍などの説明書はai形式での納品も可能ですので、別途写真やイラストのトレースの人員の必要がありません。
説明書もai形式で納品出来ます。
型紙から、サンプル縫製、説明書描きまで洋裁工房のみで製作が可能です。