沖から町を攻撃する怪獣を描きました。
水彩画を始めて、初めて出来た作品です。
分からないことだらけだと困ることがたくさんあります。しかし、それは常識や決まったやり方などに縛られずに、やりたいことをやりたいようにできるということでもあるので、そういう状態で描く絵はいつもどこかいい絵になる気がします。
この絵のポイント2つあります。1つは、怪獣の顔を敢えて隠すことで、全貌が見えない不安感と体の大きさを表現しているところです。もう1つは、怪獣の吐くビームによって、町が燃えているところです。このような、実際に電球から光が発せられているわけでもないのに、紙の上が光って見えるような表現が個人的に好きです。
他にも海面に映る怪獣やビームの影、遠くに浮かんでいるブイの単純化もうまく表現できたと思います。
