スターツ出版さまの「Ozmall(オズモール)」ではじめて取材を担当させていただいた「鮨 玉かがり 天ぷら 玉衣」さま。
総料理長をはじめ、全てのスタッフの皆さまがご自身のポジションで最高のパフォーマンスを出そうと切磋琢磨されている「プロフェッショナルのみが集まった空間」という印象が今も強く残っています。
それでいて、みんなでいいものを作っていこうというアットホームな温かさもあって「こんなお店で働いたら楽しいだろうな」と思ったのを覚えています。
お料理の撮影時、厨房から小皿を持って来られた職人さんが「この向きでいいでしょうか」と、お皿の上の料理とその下の模様のバランスを料理長に確認されている様子を見て、日本料理の繊細さと奥深さを感じました。
初取材でとにかく必死。何一つ見逃さないようにと気が張っていた私に嬉しい出来事が。
天ぷらを担当する料理長からお話を伺った後、撮影現場に戻ろうとした時のこと。総料理長から声をかけられました。
「あの口数が少ない料理長があんなに話すなんて。聞き上手なんですね。さすが。」
ガチガチに緊張して凝り固まっていた私に、かけてくださったお言葉。もしかしたら私の不安な様子に気づいて声をかけてくださったのかもしれませんが、じんわり目に涙が浮かぶほど嬉しかったです。