”蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも 遠くの場所の気象に影響を与えるか?”
学校展示用に向けて制作したイラストです。 制作物を決める段階で、『平面と立体を融合したものを作りたい』と『虫をテーマに置きたい』と考えました。『立体物が加わり初めて完成する作品』そして『平面と立体が合わさっても、上手くバランスが取れる作品』を重視し構想を練り始めました。
そこで辿り着いたのが、冒頭に書きました『バタフライ・エフェクト』という表現。 そこから連想ゲームのようにして発想が広がり、 まるで蛹の様に包まれミイラ化したような少年を描きました。
夕空の描いていましたが、試しに空を不思議な色に変えてみたところ、ぐっと良くなり、目を引くものになりました。この変更は成功だったと思っています。 最初は何を題材に描いたらいいのかとても悩みましたが、無事に形におさめる事ができました。