人面獣/鶏/龍/鳥居 の要素を取り入れた人外です。鶏のように飛ばずに地面を歩く想定のため、脚はがっしりとしていて肉球があり、翼は小さくなっています。尻尾は尾長鶏をイメージしました。立て髪のような背中の羽毛が尾の方まで繋がっているような構造です。
初期ラフ段階では鳥居に登った姿でしたが、立ち絵の配置場所が縦長であることや他キャラクターとの兼ね合いを考慮し宙に浮いたようなポーズへ変更しました。
また鶏のトサカも取り入れたかったのですが、顔まわりの長めの毛足に埋もれてしまいそうだったので、代わりに嘴の色味や首に注連縄をあしらうことでトサカの赤色を補っています。
ここ最近は光を強めに入れる塗りをよくしていたのですが、今回に関しては羽毛のディティールを線画段階でしっかり書き込んだので情報量が十分あることとマットな雰囲気の方が和の世界観に馴染むと思い、結果ざっくりとした塗りになりました。手足や翼など立体感の出やすい構造が多いのもざっくりでもある程度見栄えがする要因かもしれません。たくさん翼塗るの楽しかったです
