モデルの横に置かれたシカの剥製が自身ではなく足をボルトに繋がれて立っていた
「立つ」というテーマにおいて、私は生死との関連性について考えた。
「立つ」とは生きることであり、死ぬと立つことは出来なくなる。
「剥製」は、死んだ生き物を立たせる行為だ。
まるで生きているかのように佇んでいるが
その身体の中には臓器はない。
不思議な行為である「剥製」を自分の脚に落とし込んでみた。
これは剥製であり生きていないがそこに立っている。
私自身のように。
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