鹿の剥製の脚がボルトで繋がれていたのに気づいたことがこの作品へのきっかけになったのだが、そのボルトが見えづらい。
机に置くという案もあったが、「地面に足をつけるか」「台に足をつけるか(ついていない)」が着眼点でもあった。そのため地面から離すと少し意図がズレる。
あと剥製は基本的に床or台置きで、この作品はあくまで私の脚の剥製なので、この作品の立ち位置を明確にするためにも「地面に置いた台にボルトで繋がれた剥製の脚」という位置付けが必要だった。
見えるボルトをもっと長く見やすくすると良かったかもしれない。
しかし一見普通に立っているかのように見えた(鹿は4足であったのもあり)動物がよく観ると足がボルトで繋がれていた!が驚きだったので、それを見せたくもあったから、なんとも言えない。
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