1.ターゲット
都内在住の35~45歳の女性
ホットペッパーを使うということはスマホでの予約に慣れていて、かつサロン新規顧客、または再来でポイントやクーポンでお得に利用したいと考えている
2.ターゲットにクリックしてもらうために必要なこと
検索画面では縮小されるため文字を大きめに配置し、可視性の高い配色にする。
3.具体的にデザインに落とし込んだ部分
ホットペッパービューティーの傾向( HPB)
・HPBを利用するターゲット層は10~40代と広いが今回の依頼は「東京都内30歳以上」ということで、低価格や定額を売りしていない。
実際サイト内で値段を記載した画像は少ない。
かわりに検索時点でクーポンが表示できるようになっており、そこに多様なコースと値段が表示される。そのため画像で1プライスの印象を植え付けるのではなく、よりニーズや価格帯にあった物を素早く選択できるようになっている。
・値段に重きを置く場合、検索条件で価格を絞り込むことができる。また低価格重視の若年層のための独自の学割がカテゴライズされており、非該当のサロンでは最初から客単価を下げたり絞ったりするような掲載画像が少ない。
※低価格戦略で集客すると、小規模サロンでは予約枠・施術数・客単価の問題が発生する場合が多く、多方面で事業収益のバランスの悪化が予想されるため運営側サイトの掲載成功例でも、「小規模サロンは大手激安サロンと価格競争での集客には苦労するため、差別化や単価を上げて事業利益を重要視したほうがいい」といったアドバイスも掲載されている。
◆HPBからは第一に新規顧客獲得。そこから再来につながるようにしたい。
◆HPBでの【瘦身】過去1年間で施術部位は30~49歳では「太もも」が1位
(ちなみに15~29歳では脚(ふくらはぎ・足首)となっており、年代により落ちづらい部位が異なるのが施術内容でもうかがえる)
—
依頼内容の「アットホームで上品」のキーワードから伺えるもの
· アットホーム…小規模・やさしい・ホームサロン
· 上品…価格<施術の技術力
以上の内容から
· 白を基調とし、コーポレートカラーの紫を配置。
· ロゴとにはプリムラを採用。花言葉は紫「信頼」赤「美の秘密」であり、どちらでも受け取ってもらえるように紫でも赤寄りに
· 上品な華奢なゴールドのテイストをあしらう
· スマートフォンの検索ではかなり小さく表示されるためできるだけ文字数を減らし大きく配置
· 30~40代のニーズに合った【太もも】のキーワード
· 【実感】と入れることでニーズを刺激
· 1回で終わらないように3回コース
· 複数回に抵抗がある方のために【90分コース初回お試しキャンペーン】も記載